3/31(土)樹齢200年の桜の木の下でお花見が行われました。
場所は横浜市泉区の農地のあるコーポラティブ住宅『さくらガーデン』です。
分譲棟4世帯、賃貸棟8世帯の集合住宅で住棟に囲まれた菜園があります。
食品残渣を堆肥化していて土壌のいい畑があり、1世帯あたりふた畝程
を借りて野菜などを育てています。住民が植えたシークワーサーや木や
キウイ棚もあります。
今回の視察は、中庭の緑化活動を行ってきた玉浦西の相野釜・長谷釜
地区の方々と、菜園つきコーポラティブ住宅でどのようなコミュニティ
が作られているのか、自分たちの地域で取り入れる事ができるものは何か
を目的で視察に訪れました。
さくらガーデンでは年4回、居住者の知人、友人も参加するパーティが
行われていて今回参加したお花見もそのうちの1回でした。賃貸棟に住
んでいた元住民の方とその家族や、友人の友人など、30名ぐらいが近
隣から東京、今回の私達のように遠くから参加するなど、人の繋がりで
参加しています。
さくらガーデンに着き、受付を済ませた後、横浜国立大学の藤岡先生に
菜園と住棟の説明を伺いました。
江戸時代から農業を続けてきた土地である事、菜園活動の事、この土地や
周辺との関わりなどを聞き、広い敷地を1周し大きな黄色いテーブルの
ある桜の木の下に戻ると、お花見がはじまりました。
自作のピザ窯でピザを焼いたり、住民のが作って持ち寄ったキムチやチキン
ライス、いなり寿司やタコのアヒージョにバケットがテーブルに並び、BBQが
行われたりと、青空のもと一緒に美味しい料理を食べながら、さくらガーデン
について色々話を聞きました。
玉浦西の方が『さんさ時雨』をいい声で唄う場面もあり、とても盛り上がりました。
玉浦西の災害公営住宅で、子供たちが沢山いて賑やかな光景をこれからどの
ようの作っていくか、出来る事からやっていこう、と参加された皆さまが話
をされていたのが印象的でした。
つなセンではこのような交流がもてる機会を作っていけたらと思っています。