おしらせ

10/8 第10回つながりデザイン会議を開催しました

10月初旬、東北工業大学一番町ロビーにて、災害公営住宅入居初動期のコミュニティ支援の実践技術について、各地で実践に取り組む方々との情報交流を目的として、第10回つながりデザイン会議を開催しました。

当日は、多地域から、災害公営住宅で支援実務に携わっている団体の皆さまにお越しいただきました-名取元気応援団(名取市)、石巻じちれん(石巻市)、虹色くれよん(石巻市)、おおさき地域創造研究会(大崎市)、高齢者サポートチームしおたが(塩竃市)。

また、学識経験者として増田聡教授、松原久助教(いずれも東北大学)、古山周太郎准教授(東北工業大学)、オブザーバーとして宮城県地域復興支援課、トヨタ財団、地星社、いわき大学地域連携センターなど、多種多様な方々がご参加くださいました。

前半は、昨年、つなセンで実施した「復興コミュニティ支援調査」の簡単なご報告の後、各団体の活動紹介や現在感じている課題等を、しっかり時間を取ってお話いただきました。
後半は2テーブルに分かれてのディスカッションとなり、「自治会の機能と役割」、「集会所の活用と課題」、「住宅の共同管理」等をテーマに活発に意見が交わされました。自治会が高齢者中心で若い世代の参加が得られないこと、担い手が疲弊していくこと等の課題が挙げられ、住民組織に求められる役割が変化していること、各地区でそれをきちんと話し合い自治会の役割を見直すことの必要性等が議論されました。

離れた地域にいながらも、日々、似たような課題に向き合って活動している方々と、互いにヒントやアイディアを共有できた有意義な時間となりました。参加された皆さまに、改めて御礼申し上げます。

※当イベントは、みやぎ地域復興支援事業(宮城県)の助成金を活用して開催しました。