おしらせ

3/23玉浦西-岩沼市-にてお菓子の家づくりワークショップを開催しました

3月23日、集団移転地域の玉浦西(宮城県岩沼市)の西集会所にて、お菓子の家づくりワークショップを開催しました。玉浦西は津波被災に遭った沿岸6集落が融合する形で早期に集団移転が実現したことで、各方面から復興のトップランナーと称賛されてきました。

しかし、地域コミュニティは超高齢化等の影響もあり活力が失われ、地域の担い手も高齢化とともに、世代間の乖離が顕著であることから、次世代への継承が大きな課題となっています。また元の集落間、自力再建と公営住宅の間の関わりは希薄な状態のままです。

そうした中、まずは多世代交流を促しながら、次世代の担い手を醸成していこうと「玉浦西まちづくり住民協議会」と協働で、今回は子どもとそのご家族、また高齢者が一緒に楽しめるイベントとして、お菓子の家づくりワークショップを開催しました。

これまでのイベントでは、子どもたちの参加がかなり消極的だったので集客にかなり不安があったのですが、この日は予想に反して、子どもだけ30名以上、大人も入れると50名以上の参加があり、材料が足りなくなって、急遽、買い出しに行くほどの大盛況でした。

子どもたち、ばっちゃんたちは、それぞれ思い思いに「自分の家」を楽しみながらつくってくれました。そんな光景に、協議会の会長さんや町内会の会長さんも目を細めて喜んでおられました。

玉浦西では、今後も多世代交流を促しながら、外部からの集会所利用を促進していくことで、みんなの居場所づくりを進めていきたいと考えています。ご支援、ご協力のほど、よろしくお願いします!