おしらせ

3/21公開シンポジウムを開催します!

3月21日(土)に公開シンポジウム「復興の先の新たな地域運営に向けて ~孤立を防ぐコミュニティと居場所づくり~」を開催します。

これまでのつなセンの災害公営住宅におけるコミュニティ支援の実践と得られた知見をご報告し、復興の先の持続可能なコミュニティづくりについて議論する予定です。ぜひご参加ください。

《開催趣旨》
東日本大震災から9年が経ったいま、新聞報道では災害公営住宅で孤独死が増加していることが伝えられ、被災各地からは「自治組織が機能しない」「頑張る役員が疲弊していく」、そんな声が聞こえてきます。自治組織がうまく機能しない要因には、高齢化による担い手不足があげられます。また、家族や価値観の多様化に伴って、地域自治に求められる機能が多岐にわたり、運営の負担が大きくなっていることも要因の一つです。私たち「NPO法人つながりデザインセンター・あすと長町(通称:つなセン)」は、被災各地のコミュニティづくりを支援していくなかで、これらを強く痛感させられ、持続可能なコミュニティづくりとそれを支える新たな地域運営システムの構築が急務であると実感しています。

そこで、当シンポジウムでは、旧来からの自治組織のあり方を見つめなおし、高齢化した地域で安心して暮らせる(孤立を防ぐ)コミュニティづくりと、それを支える新たな地域運営及び居場所づくりのあり方について、具体事例を通してディスカッションします。

《開催概要》
日 時:令和2年3月21日(土)14時~17時
場 所:東北工業大学一番町ロビー
    (仙台市青葉区一番町1-3-1TMビル)
     https://www.tohtech.ac.jp/outline/institution/ichibancho/
参加費:無料
    ブックレット「公営住宅からはじめる新たな地域運営~
    復興の先のコミュニティと居場所づくり~」1冊付
お申込み:下記フォーム又はお電話でお申込みください。
    https://forms.gle/gAvzWL8c24ZdTkuy8
懇親会:終了後、同会場にて懇親会を予定しています(会費500円)

《プログラム》
1.新たな地域運営とは(つなセン副代表 新井信幸)
2.事例報告
 ○調布市A公営住宅 川村岳人氏 (大分大学福祉健康科学部・講師)
 ○あすと長町第二市営住宅 薄田栄一氏(あすと長町第二市営住宅住民の会代表)
 ○清水沢東住宅 坂口節子氏(清水沢東会会長)
3.パネルディスカッション
 事例報告者
 コメンテーター:中尾公一氏 (兵庫県立大学社会情報科学部・准教授)
 コーディネーター:新井信幸(再掲)

《共催》
特定非営利活動法人つながりデザインセンター・あすと長町
都市住宅学会東北支部、東北工業大学新井信幸研究室

※本シンポジウムは「みやぎ地域復興支援助成事業」の助成を受けて開催します。