活動報告

9月30日(土)「あすと第三食堂」を開催しました(@あすと長町第三市営住宅)

トントントントン!!といつかどこかで聞いたような
懐かしい音が集会所から聞こえてくる…。

本日の料理当番は長い人生で沢山の料理を作ってきた、
Gひまわりの皆さん。
集会所に小気味よく響いていたのはイワシをたたく音。

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今日のメニューは新鮮なイワシを使った
生姜のアクセントが効いた“いわしハンバーグ”
骨を炒って出汁を取り麹味噌で味付けした“いわしのつみれ汁”
メンバーが持ち寄った長ひじきを使用した“ひじきの炒め物”
ご飯にもちりめんを混ぜ、工夫と手間をかけたとても美味しい
献立となりました。

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この日はボランティアで「あまり料理はしないんです」という
中学生の“けんくん”も参加し、レタスをちぎったり、つみれを
鍋に入れたりと、皆さんにひとつひとつ教わりながら、慣れない
ながらもしっかり一員として活動していました。

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代表の宮内さんに“出来上がりの1枚”は誰にお願いすればいい
ですか?と伺うと指名されたのは金森さん。
「はい!トレー持って写真撮ってもらって~」との声にとても
素敵な笑顔でリクエストに応じていただきました!

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今回は熊本から熊本朝日放送のアナウンサー、松田朋子さんが
取材に来られていて住民の方とつなセンの新井に話を聞いていました。
取材の後はGひまわりの皆さんの話に耳を傾けながら、美味しそうに
ご飯を食べていました。
放送されましたら、またご報告したいと思います。
  
今回は様々な交流が見られたあすと食堂でした。

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次回の「あすと食堂」は、10/8(日) 今回と同じく、
あすと長町第三市営住宅で11:30〜13:30開店です。
(リクエストがあったカレーの予定です!!)
どなたでもご利用になれますので、お気軽にご来店下さい。

熊本からの視察をアテンドしました

9月14日、熊本の復興支援に携われている熊本大学の田中先生と、
KASEI(九州建築学生仮設住宅環境改善プロジェクト)の遠藤さん
(九州大学の院生)の来訪を受けて「あすと長町市営住宅」の
視察アテンドを行いました。

20170917熊本視察アテンド①

この日は、あすと長町第一市営住宅でひまわり会(自治会)役員の方から、
仮設住宅での暮らしや活動、市営住宅に移動してから最初に行った清掃活動と
お茶のみで住民同士でコミュニケーションを図った様子などが話されました。

20170917熊本視察アテンド③
 
役員の方は先生方の話を聞き、前回熊本から視察に来た時はまだ熊本で仮設住宅が
建つ前だったとの事で、「コミュニティが出来ているようで良かったです。」と
ほっとされた様子でした。

その後、第三市営住宅、第二市営住宅と移動し、仮設住宅の運営委員会で積極的に
活動されていた鈴木良一さんから、震災から仮設住宅へ入居するまでの様子や
コミュニティ形成についてどのように変化していったのか、支援団体との協力体制
や、住民同士のトラブルの捉え方と解決の様子など具体的なお話をしていただきま
した。
 先生方も熊本との状況の違いに驚きながら、話に聞き入っていました。

20170917熊本視察アテンド④

つなセンでは、熊本・益城町の住民主導の復興まちづくりの支援の継続を行いなが
ら、あすと長町の仮設住宅、災害公営住宅のコミュニティ形成支援の取り組みを活
かせるようこれかも活動していきます。

20170917熊本視察アテンド⑤

8月19日(土)「あすと食堂」を開催しました(@あすと長町第一市営住宅)

本日は料理当番の宮城大学のボランティアサークル“@グリーン
(アットグリーン)”の学生の皆さんが試作に試作を重ね完成した
メニュー、ハヤシライスでした。

20170821あすと食堂③

半年に一回の当番という事もあり
“ハヤシライス”の他に
“コールスローサラダ”
きゅうりとパプリカが色鮮やかな“ピクルス”
手作り寒天入り“フルーツポンチ”
野菜のだしが効いた“野菜スープ”
というボリューム満点のメニューでした。

20170821 あすと食堂①

ハヤシライスは「今日も美味しかったよ~」の声が聞こえたり、
ちょっと酢がきいていた「ピクルス」は「ちょっとすっぱいね~」と
会話のきっかけになっていました。
 料理当番に初参加の学生さんが、「仲良く楽しく皆でやっているのが
分かりました」というように、今日も厨房では学生と住民の皆さんの
チームワークの良さが際立っていました。

20170821あすと食堂⑤

更に食後のひとときに、宮城大学アカペラサークルの皆さんがゲストとして
参加されました。
“上を向いて歩こう”では
「手話サークルの帰りに寄ったんです。知ってる歌だと体が動いちゃうの~」
という住民の方が歌に合せて手話をしている姿も見られました。
アンコールもあり盛り上がった会場に、ボイスパーカッションとMCを
担当していた学生さんは「拍手をもらってモチベーションがあがりました。
また来たいです!!」と笑顔で話してくれました。

20170821あすと食堂②

今日もまた、楽しい交流があったあすと食堂でした。
なお、次回の「あすと食堂」は、9/10(日) あすと長町第二市営住宅で
11:30〜13:30開店です。
(お餅の予定です!!)
どなたでもご利用になれますので、お気軽にご来店下さい。

20170821あすと食堂④

東大生による復興提案報告会

7月31日(月)あすと長町第一市営住宅集会所にて、東京大学復興デザイン
スタジオ(大学院生)による復興提案報告会(協力:つなセン)が行われました。

20170807東大発表①

仮設住宅の外のエリアに人が集う場所として銭湯や、空き家の活用で仮設カフェや
仮設店舗がある仮設商店街などの提案が行われました。

20170807東大発表②

住民の方からの質疑の中で「緑があるのはすごくいいです。仮設住宅にいた時は
色々な方が来てくれて、勉強やワークショップはたくさんやりました。外では緑の
中にベンチがあって、ふらっと出かけてほっとできる場所があったらいい。」とい
う意見や、震災時の状況や仮設住宅で感じていた事を直接聞く機会となり、発表の
時以上に真剣な表情で聞き入っていました。

20170807東大発表③

特任教授の窪田亜矢さんが「このような話を聞く機会はなかったのではないか」と
話されていたように、リアルな話を聞ける良い場になったのではないでしょうか。
これからも住民の方がほっと出来て笑顔が増える場づくりの提案をお待ちしていま
す。

清水沢東住宅で夏祭りが開催されました

今年4月より入居者のコミュニティと自治組織の形成支援を実施している
塩釜市清水沢東住宅(清水沢地区災害公営住宅)集会所にて夏祭りが
開催されました。

初めての夏祭り開催という事もあり、運営委員会の管理補助員である
坂口さん、福田さんの二名が中心となって12名の夏祭り実行委員で
運営されました。

東北工業大学新井研究室学生5名も参加し、実行委員の方と一緒に会場づくりを
進めていると「手伝いに来たよー!」との声と共に大人も子供も集まってきて、
フランクと焼き鳥の焼き物、ドリンク、わたあめ、水ヨーヨー、輪投げなど、
それぞれ担当に分かれて賑わいの中、準備が進められました。
実行委員のメンバーだけでなく、皆が協力して夏祭りを作り上げていく様子が
見られました。

20170803夏祭り⑦

夏祭り開始時間の17時になると、続々と住民の方が会場に集まり、輪投げや
水ヨーヨーには子供たちが行列をつくり、大人は振舞われる手打ちそばを次々に
受け取り広場は沢山の声が上がっていました。

20170803夏祭り②

手打ちそばは高齢の男性の方々も楽しみにしていたようで「美味しいです!」と
大好評でした。初めての夏祭りにも関わらず沢山のプログラムが用意されていて、
楽しむ住民の方を見ていると良いコミュニティが形成されているのを感じました。

 20170803夏祭り⑤ 20170803夏祭り⑥

夏祭りのステージの時間になると佐藤昭塩釜市長が挨拶をされ歌のステージが
始まりました。
席が満席になるほどの沢山の人が集まった広場に、さとう宗幸さんが登場すると
笑顔で見ていた住民の皆さんは、手拍子をしたりして歌にトークにと聞き入って
いました。

20170803夏祭り③

20170803夏祭り①

今回のステージに色々と尽力してきて、1日中ずっと会場を動き回っていた管理
補助員の坂口さんもこの時ばかりは少しステージを見つめ、「こんな光景が
見られるなんてねー…」と感慨深く呟かれていました。

東北工大の学生、高田さんに話を聞いてみました。
「夏祭りに初めて参加しました。この清水沢東住宅でも初めて夏祭りという事
ですが成功したと思ってます。他の地域でも参加してみたいと思いました。」

-この住宅の印象はどうですか?
「子供から高齢の方まで年齢層が幅広くバランスが良い感じがしました。
 研究室でコミュニティなどを調べているので今後のヒントが得られました。
研究に役立ちそうです。」

今回の夏祭りは手打ちそば、焼き物、ステージ運営、司会の方と外部からの協力も
大きく関わっていました。
来年の夏祭りは今以上に入居される方が増え、新たに生まれる自治会が運営される
のが予想されます。
バランスの良い、協力的なコミュニティがより良い方向に、どのように変化して
いくのか楽しみです。

7月15日(土)、第一復興公営住宅「あすと食堂」を開催しました

本日は告知の時から期待の声が高かった、“流しそうめん”炭火で焼いた
“旬の焼き野菜”“みかんの入った牛乳かんてん”がメニューでした。

20170718あすと食堂②

今回は東北工業大学の新井研究室の4年生の皆さん、宮城大学のボランティア
サークル“@グリーン(アットグリーン)”からお二人、宮内さん、ほっと亭の
寺島さんが料理当番を担当しました。

屋外の炎天下の下、宮内さんの「焼き物は男の料理でいいのよ!!」との
言葉通り、なす、淡路島で採れたとても甘い玉ねぎ、トウモロコシ、あじの開き、
を次々と焼いていく男子学生陣と新井さん(准教授・つなセン会員)。

20170718あすと食堂⑥

厨房では女性陣の薬味を切るいい音が響き、エントランスには竹が据え付けられ、
流しそうめんの準備が整えられていました。

子供も大人も誰でも参加できる流しそうめんは開店と同時に始まり、楽しみにして
いたという住居者の方に話を伺うと「人生で初の流しそうめんです~!」とのこ
と。
 お兄さんたちが、「流すよー」と声をかけて、取りやすいタイミングで流してくれ
ていたので、初めてのお子様でも楽しく参加できたようです。

20170718あすと食堂③

20170718あすと食堂④ 

新井さんに今日の様子を伺うと「段取りが心配だったけど、皆よくやってくれたの
で研究室での今後にも期待できそうです。それと、お子様が来てくれて楽しんでい
るのが良かったです。お子様が来て楽しめるような企画を今後も考えていくことと、
集会所が入りにくくてもエントランスなら興味をもってもらえる事が分かったので、
もっとエントランスの活用をしたい」との事で新たな発見もあったようです。

また、宮内さんに感想をお聞きしました。
「スタッフ全員がチームワーク良くコミュニケーションを上手くとって、厨房、
焼き物、流しそうめんと分担しながら役目を果たしていて、準備している時の
全体の雰囲気がとても良かったよね~。」と楽しく準備が進められたようです。
お客様から、美味しくて飲み干したよーと大好評だったつゆは宮内さんが出汁を
とってめんつゆを合わせた、ひと手間かけたものでした。

20170718あすと食堂⑦

お客様もスタッフも雰囲気良く、楽しく過ごせた今日のあすと食堂でした。

20170718あすと食堂⑤

なお、次回の「あすと食堂」は、8/6(日) 第二復興公営住宅で11:30〜13:30開店
です(冷やし中華)。
どなたでもご利用になれますので、お気軽にご来店下さい。

7月9日(日)、第二復興公営住宅「あすと食堂」を開催しました

料理当番の仙台白百合女子大学3年生の皆さんが考えた本日のメニューは
住居者からリクエストのあった“いなり寿司”夏野菜を意識した“なすと
ピーマンの肉味噌炒め”と“きゅうりの塩昆布和え”、
旬のさくらんぼでした。

20170712HP写真①

この日は30食分のいなり寿司を作るということで、佐々木先生に段取りを
学びながら、白ゴマを混ぜた酢飯を作っていなりに詰めたり、
なすやピーマンを手際よく切ったりして準備をしていました。 

20170712HP写真②

20170712HP写真③

今回は開店前に工学院大(東京)の先生と生徒さんが訪問していましたので
11時半の開店で訪れた公営住宅の居住者の方々と一緒に食事をしながら、
コミュニティの様子を伺うなど皆さんと共に会話を楽しんでいる様子でした。

20170712HP写真⑥

なお、次回の「あすと食堂」は、7/15(土) 第一復興公営住宅で
11:30〜13:30開店です(流しそうめん)。

 
どなたでもご利用になれますので、お気軽にご来店下さい。

玉浦西災害公営住宅の中庭緑化とコミュニティ形成支援

6/11、岩沼市玉浦西の災害公営住宅にて、生垣づくりなどのお手伝いを
してきました。
この取り組みは、建築家の手島浩之さん(つなセン会員)が設計された、
玉浦西災害公営住宅B-1地区の中庭緑化を介してコミュニティ形成を促す
というもので、昨秋から何度か現地で居住者の方々と意見交換を行って
きたのですが、6/11にようやく第一歩を踏み出すことができました。

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この日の作業は、中庭通路脇の生垣(キンメツゲ)と花壇(シバザクラ)の
花植え、ゴーヤの緑のカーテン設置、それとウッドデッキに置く、
テーブルと縁台の制作。

炎天下での作業でしたが、ときおり爽やかな風がそよいでくるので、居住者の
みなさんも、われわれサポーターも、とても気分よく行うことができました。

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今回の取り組みは、集団移転地域の中の長谷釜地区でモデル的に生垣などを
植えたもので、今後は土のままになっている部分について、どのように活用
していくか、居住者のみなさんと話し合いながら、取り組みを進めていきたいと
思っています。例えば、畑をつくって秋に収穫祭(芋煮?)なんかもやれても
いいですよね^^

今回参加のみなさんは、長谷釜町内会11名、都市建築設計集団/UAPP2名、
東北工業大学新井研究室学生3名、つなセンなど2名でした。
また、この取り組みはトヨタ財団からの資金援助で実施しています。

次回の取り組みについては、事前にご案内して、ご協力いただける方が気軽に
ご参加いただけるようにしたいと思っています。

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益城町の仮設住宅会長さんらをアテンドしました

   5月24日、益城町仮設住宅自治連合会等の皆さん(12名)の来訪を受けて、
「あすと長町災害公営住宅」等の視察アテンドを行いました。

この日の午前中は、あすと長町第一災害公営住宅でひまわり会(自治会)
役員の皆さんから、自治組織形成の経緯からその後の運営についてのお話を
していただきました。

また南側のマンション建設によって日影の問題が発生していることを受けて、
公営住宅でも自分が暮らす環境については事前に確認が必要であるとの趣旨の
やりとりが展開されました。

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その後、第二災害公営住宅に移動し、ちょうどその時間帯に集会所で開催されて
いたカフェに参加しました。カフェマスター役の鈴木良一さんを中心に、
住民の会の取り組みや仮設住宅時代からのコミュニティ形成についてお話し
いただきました。

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午後は、東北工大の学生さんたちも加わって、今年度からつなセンが中庭の
コミュニティガーデン化支援で関わっている玉浦西(集団移転)に伺い、
まちづくり協議会の中川勝義会長から住民主体で行政と専門家と協働で
まちづくりを進める大切さについてお話をうかがいました。

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また災害公営住宅を設計した建築家の手島浩之さん(つなセン会員)からも、
相互扶助型の住戸配置計画やコミュニティ型の入居方式について、石巻にっこり
地区の事例も含めお話をいただきました。

翌日も集団移転地のあおい地区(東松島市)、荒浜(仙台市)等を、つなセン
会員らがアテンドを行いました。

自治連合会代表の吉村静代さんは「今回の視察で学んだことを活かして、
益城町の復興まちづくりを進めていきたい」と意気込んでおられました。

つなセンでは、今後も熊本・益城町の住民主導の復興まちづくりの支援を継続
していく予定です。
みなさん、どうか応援を、よろしくお願いいたします!

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まちあるき&ごはん第三弾を開催しました

4月11日(火)、「みんなの行きたいところへみんなで調べていってみよう」
企画第三弾として、台原森林公園へいってきました。

当日は、あいにく肌寒い陽気でしたが、復興公営住宅の居住者の方々8名が
参加してくださいました。

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10時過ぎにあすと長町復興公営住宅を出発して歩いて長町駅へ行き、
そこから地下鉄で旭ヶ丘駅に向かいました。
旭ヶ丘駅に到着すると地下鉄なのにホームから台原森林公園を
見ることができます。
このような駅は日本でも珍しいそうですよ。
駅から公園がすぐなので、気軽に自然を楽しむことができる場所です。

さっそく改札を出て、散策スタート。

まだ桜は咲いていませんでしたが、参加者のおひとりが かつて
林業のお仕事をされていたので樹木の説明をしてくださり、楽しく
散策することができました。小さなところに春を感じることができ、
みなさんの話にも花が咲いていました(^-^)

20170413まち歩き②

その後、近くのレストランに向かい昼食をとりました。
食事をしている間に雨が降ってきたので、そのまま帰ることに
なりましたが、「最高だった!」とおっしゃっる方もいて、
みなさん満足されていたようでした。

ある会話の中で参加者のおひとりが、同じ復興公営住宅に住んでいるけど、
顔と名前が一致しないとおっしゃっていた話を聞いて、このような知り合う
機会が大切だとあらためて実感しました。

また近いうちに楽しい〈まちあるき&ごはん〉を企画したいと思います(^^)/