おしらせ

清水沢東住宅にて「調査報告会」を開催しました

9月の下旬から10月中旬にかけて、東北工大新井研究室等と共同
で実施してきた、アンケート調査結果の報告会を11/18清水沢東
住宅集会所にて開催しました(参加者約20名)。

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アンケート調査は、居住実態と未結成の自治会への意向等を把握
することを目的として全入居世帯(113世帯)に配布・回収したもの
を集計して、結果を学生たちに発表してもらいました(回収率77.8%)。

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結果の一部をご紹介しますと、世帯主の年齢が60歳以上が52.8%、
世帯人数二人以下が約7割で、高齢化と世帯の小規模化が進んで
いる様相が伺えました。また、家族以外に日常的に会話する相手に
ついては「特にいない」が41.5%で、孤立化も懸念されるような状
況が見えてきました。

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そのようななか、清水沢東住宅は入居から1年以上が経つにもかか
わらず自治会が結成されていません。そのため、自治会結成への
意向についても伺いましたが、「棟別」、「3棟合同」で結成した
いがそれぞれ約4割、自治会への参加意向については「会員になり
たくない」が約4割いるなど、多様な意見があることも把握できま
した。

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今後は、こうした結果を自治会結成にむけた居住者同士の話し合いの
場で活用していきたいと考えてします。なによりも地域運営のあり方
については居住者自らが考えて答えを出していくプロセスが重要で
あると思っていますので、つなセンとしては、それらを支援していく
こととしています。